昭和大学チャリティーシンポジウム
昭和大学旗が岡祭にて、国際協力をテーマにしたシンポジウムを開催します。
詳細
日時:2009年10月10日
会場:昭和大学旗の台キャンパス上条講堂
参加料:500円
昭和大学の位置
当日のプログラム(仮)
- 14:00~14:10
- シンポジウム開催挨拶
- 14:10~14:35
- 学生発表
- 14:35~15:05
- 山本敏晴先生の講演
- 15:05~15:15
- 休憩
- 15:15~15:45
- 川原尚行先生の講演
- 15:45~16:15
- 色平哲郎先生の講演
- 16:15~16:25
- 休憩(質問用紙回収)
- 16:25~16:55
- パネルディスカッション
- 16:55~17:00
- 代表挨拶
シンポジストの紹介
山本 敏晴 先生
NPO法人 宇宙船地球号 事務局長
1965年12月8日生まれ。宮城県仙台市出身。
東京慈恵会医科大学卒。医師・医学博士・写真家・国際協力師。
12歳の時、南アフリカ共和国に行き、そこで人種差別問題を目の当たりにして以来、アフガン難民キャンプなど開発途上国を中心に70カ国に及ぶ国々を訪問、各国で行われている既存の国際協力の形に大きな疑問を持つ。同時に各地の撮影を行い世界中で写真展を開催。
<略歴>
- 1990年
- 東京慈恵会医科大学卒、同年医師免許取得
- 1996年
- 医学博士取得
- 1998年~2001年
- 西部腎クリニック院長
- 2001年
- 西アフリカ・シエラレオネで医療援助
- 2002年
- アフガニスタンで医療援助
- 2003年
- 自らの団体、非営利非政府組織「世界共通の教科書を作る会(All Children's Textbooks for the World)」を設立
- 2004年
- 団体名を「宇宙船地球号(Earth the Spaceship:ETS)」に変更。
- 2004年12月
- 東京都より、「宇宙船地球号」のNPO法人認定を受ける。「本当に意味のある国際協力」を常に求め続け自ら最前線でそれを実施、40カ国以上上の国々でプロジェクトを行う。
川原 尚行 先生
NPO法人 ロシナンテス 理事長
1965年9月生まれ。福岡県北九州市出身。
九州大学医学部卒。医師。
「NPO法人ロシナンテス」はアフリカのスーダン共和国において医療を中心に活動を行っている特定非営利活動法人(NPO)です。理事長を勤める川原尚行先生が、在スーダン日本大使館を勤めていた時、スーダンの現状を見て、一医師として何かできないかと外務省を辞め、スーダンで取得した医師免許のもと医療活動を始めたのがきっかけだそうです。
<略歴>
- 1965年9月
- 北九州市に生まれる
- 1984年3月
- 福岡県立小倉高等学校卒業(ラグビー部主将を務める)
- 1992年3月
- 九州大学医学部卒業(ラグビー部主将を務める)
- 1992年4月
- 九州大学第二外科入局
- 1993年
- 広島日赤病院研修
- 1997年12月
- 九州大学臨床大学院卒業
- 1998年1月
- 外務省入省 在タンザニア日本大使館二等書記官兼医務官着任
- 2001年
- ロンドン大学にて熱帯医学を履修
- 2002年
- 在スーダン日本大使館一等書記官兼医務官着任
- 2005年1月
- 外務省辞職
- 2005年4月
- スーダンにて活動をはじめる
- 2006年5月
- NPO法人ロシナンテスを設立
- 2006年8月
- スーダンにて国際NGOとして登録 現在に至る
色平 哲郎 先生
JA厚生連・佐久総合病院 地域医療部 地域ケア科医師、内科医
NPO「佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)」事務局長
1960年生まれ。神奈川県横浜市出身。
京都大学医学部卒。医師。
日本の農山村を理解することが、途上国への真の国際貢献につながるのではないかと考え、南相木村(みなみあいきむら)で、98年6月から初代診療所長に就任。「医者の原点は医療現場に飛び込み患者さんと向き合うこと」と考え、実際に佐久病院の看護師、保健師と共に地域に入り田んぼのあぜ道で血圧を測り「健康手帳」を作って配布するなど住民1人ひとりが健康に留意する仕組みを作り、実践している。